AIは使わないと損します
ここ数年で世界の大きなニュースの一つにAIの進歩、またそれに向けた様々な企業のAIへの積極的な取組みが注目を浴びています。
AIって最先端の企業、研究者が注目しているだけで一般の私達には無縁な事と思っていませんか? 私自身もchatgptが公開された時、少し遊びで試したことが有り、その進歩に驚かされました。
私自身が会社に入り、プログラム開発に携わった時、まだ、世間にはWindowsは存在しませんでした。MS-DOSというOSで今から考えるとかなりめんどくさく、使いにくいものでした。
昔、私の仕事はビル空調機のプログラム開発というもので、当時、外注ソフトと自社開発分と併せてプログラムが1MB(8インチフロッピーディスク1枚)で収まっていました。外注分のプログラム開発費は当時で何千万円という金額で少し改造要求をすると何百万もの改造費の見積が来て、何度も驚かされたという記憶が有ります。その結果、外注せず、全部社内の人間で作れる用にと方針変更され、新入社員の私がやり玉に上げられ、とんでもない会社に入ってしまったと後悔した記憶が有ります。当時(1983年位)はプログラムという目に見えない物にお金を払うという習慣が世間で認知されていませんでした。
そのころ、いつも私自身思っていたのは子供の頃アニメで見た、 ”コンピュータ” と今自分が使っているパソコンとは何と違うもかと・・・
あれから、40年以上経過し、AIの登場により、言葉で指示を出すことで画像を作り上げたり、様々は質問への適格な回答が得られたことに、ついに子供のころアニメを見ていて、コンピュータに質問したら答えてくれるという夢のような話が実現しつつある事を実感しています。
今回、社長の猫の手 Ver-13.00(33.1MB) をリリースするに当たり、様々な点の見直し、改良を実施しましたが、実はその開発過程でAIの力を随分借りています。
これまで、ソフトに新しい機能を追加する場合など、開発当初は本屋さんでエクセルVBAについての解説書を何冊も購入し、その本の中で解説されている内容を参考にしてプログラム開発を進めて来ました。最初は一つの新しい事を追加する場合、コンパイルエラーが発生してその修正に何時間、時には何日も同じ箇所から抜け出せず、苦悩の日々が続く事が当たりまえでした。
途中から、インターネットで検索し、それらしいヒントをもらってプログラムを作っていたのがここ数年のこと、そして、AIの登場により、AIに質問するとプログラムコードを返してくれるようにななりました。驚くことに、AIが教えてくれたコードをそのまま入れると何の問題もなくばっちり動作することがかなりの確率であります。
従って、今回、社長の猫の手のトップページ(メインページ)の右上にマイクロソフトのオープンAIである copilot へのリンクボタンを設けました。
大変便利なAIですので、是非、日常業務で活用して下さい!!