自宅太陽光発電設備完成

久々の更新になります。
自宅にカーポート兼用太陽光発電設備を設置しましたので、今回はその報告です。
これまで会社で産業用の太陽光発電設備を導入して来ましたが、遂に自宅にも設置しました。なぜもっと早く導入しなかったかと言うと、自宅は田舎の山と山の谷間にあり、余り日当たり の良い環境ではない為です。また、屋根の形状も寄棟の為、太陽光パネルがすっきりと並ぶスペースも少ないのも要因でした。また、万が一の雨漏りを考えると自宅の屋根に設置する事は気が進みませんでした。色々と思案した結果、庭の一部に車2台駐車可能なカーポート兼用の太陽光発電設備としました。設置場所の選定にあたり、1日を通じて出来るだけ日当たりの良い場所、そしてこれまでの庭としての使い勝手を出来るだけ損なわない場所を念頭に置いて場所選定を行いました。なお、導入を決心するに当たり、市の補助金がもらえること、また自分で工事すれば導入費用を抑え、初期費用の回収が比較的早く行えるというメリットがあった事も大きな要因です。パネル選定にあたり、ネットで色々探した結果、カナディアンソラーの295W単結晶パネルを18枚、(5.3kW)、パワーコンディショナー4.6kW:1台という構成にしました。車2台が入るカーポートの必要寸法は5500×5500程度であり、3列6段の構成として架台を特注で発注し、約2週間程度で完成に至りました。

なお、通常はカーポート兼用の場合、折半屋根にパネルを載せるのが一般的なやり方ですが、費用を抑えるために架台の上に直接パネルを載せる事にしました。工事に当たり、昨年末から今春にかけて低圧の49.5kW、地上設置の建設を経験している為、それに比べれば簡単に出来ると思っていましたが、実際に工事にかかると大変な点が多く有りました。前回は基礎はスクリュー杭を専門業者にお願いしました。しかしながら、6箇所のスクリュー杭を頼むのも割高と思い、基礎コンクリート方式としました。ケミカルアンカーの径が太く、穴開け作業、アンカー打ち込みに少し手間どりました。また、パネルを載せる際、1枚のパネルサイズが大きくて重い事、一番高いところで3.5m程度の高さまで揚げる必要が有る為、少し大変でした。また、パワーコンディショナーの雨対策も少し苦心しました。11月11日に無事連系し、1カ月の成果として、自家消費3000円程度、売電7000円程度と約10,000円の節約が出来ました。11月という時期を考えるとまずまずの成果が得られました。なお、1台の駐車スペースにネットとマットを設置し、ゴルフの練習が出来るようにしました。

 

 

2017年12月18日