chatGPTを使ってみました

今回、簡単仕入管理Ver-7.02をリリースするにあたり、今話題のChatGPT(チャットGPT)を使って見ましたプログラムの開発も可能との噂は本当なのかを検証してみました。エクセルVBAのプログラムを本当に理解出来るのか? 最初は全く期待してはいませんでした。しかしながら、実際に私が作ったプログラムの一部を入れると、どのような処理をするプログラムなのかを数秒で解説しました。正直、びっくりです。また、私が作ったサブルーチンをもっと簡素化してと要望すると、コードを変更し、簡単にして答えが出ました。そして本当にChatGPTが作成したコードが本当に問題なく動くのかを確認するため、私が作ったものをChatGPTが作成したコードに置き換えて動作させるとなんの問題もなく完全に動作しました。
正直AIがここまで進化しているとは本当に驚きました。


子供の頃、昔のテレビアニメに登場するコンピュータは主人公がコンピュータに話しかけると答えを教えてくれるというものでした。子供ながらにそんな未来が実現すれば便利だなと思っていました。


そして何年かが経過し、私が大学3年生の時、初めてコンピュータに遭遇しました。あまり記憶が定かではありませんが、授業でIBMコンピュータのFortranのプログラムを作成するというもので紙のテープリーダーというものにプログラムコードを打込む(穴を開ける)という作業が必要でした。
電子工学科という所属でしたが、コンピュータとの出会いはその1度だけで、実際のコンピュータは埃がすると壊れるという理由で遠くから眺めるだけの遠い存在でした。そののち、4年生になり、卒業研究の時期となり、初めてパーソナルコンピュータというものが私の講座にやって来ました。確か、シャープのMZというパソコンでプログラムをキーボードから入力してカセットテープに保存するというものでした。
この頃の記憶としてずいぶん不便なものだなという思いしかありませんでした。プログラムを作ってもまともに動作せず、ディスプレイに ”HELLO” と表示するのがやっとでした。子供の頃のコンピュータとはほど遠いもので、結局のところ、人間がプログラムを作って初めて動くものという認識でした。


会社に入って、どういう因果かビル用空調機のプログラムを開発する部署に配属になりました。当時、私が配属された事業部はエアーハンドリングユニット、送風機などを製造する工場でソフトウェアとはほど遠い環境であり、プログラム開発をマスターするため、藤沢にある研究所に研修に出され、約1年後に愛知に戻り、実際に市場に納入するプログラム作りを担当しました。事業部に戻ってプログラムを開発するための環境が全く無い為、装置購入の決済を持って回ったのを覚えています。パソコンに加え、プログラムのデバックを行うデバッカーというのが驚く程高価で700万円程、全部で1000万円近い予算が必要でした。決済をもらう為には予め、前の年に次年度の予算要求の計画が必要であることを新入社員の私が知るはずがありません。経理課長に延々と説教され、何とか事業部長まで決済印をもらって購入したのを覚えています。当時の開発はMSDOSのパソコンでZ80というCPUを搭載したコントローラのプログラムを作っていました。当時のプログラムは8インチのフロッピーディスクで保存していました。容量は1MBであり、それでも必要にして十分な容量でした。
当時はソフトウエアというものの価値が社会的に認知されていませんでしたので、打ち合わせに出向いた私の上司が見積書に”ソフト開発費”などという項目をあげても、大手ゼネコンの担当者が全く理解してくれないといつもぼやいているのを覚えています。


さて、長々と昔話になりましたが、そんな時代を経て、マイクロソフトのWindowsが登場し、パソコンが身近な存在になりました。携帯電話の登場、インターネットの普及とあいまって目まぐるしい程進化し、ついにここまで来たかという思いです


これからもAIは創造もつかないぐらい進化することでしょう。うまく利用すれば大変心強い味方になってくれる事でしょう。決してターミネーターの物語が現実とはならない事を期待して・・・

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以下はChatGPTに対して "IBMコンピュータFORTRAN"と入力して得られた結果です。


IBMコンピュータにおけるFortran(Formula Translation)は、初期のコンピュータプログラミング言語の一つです。Fortranは、科学技術計算に特化した高水準プログラミング言語であり、数値計算や科学技術分野での数値解析、数値シミュレーションなどの用途に広く使われていました。 IBMはFortranの開発と普及に大きな役割を果たしました。初期のIBMコンピュータには、Fortranのコンパイラやランタイム環境が提供され、科学技術計算のためのソフトウェア開発に利用されました。 IBMの主要なFortranコンパイラは、IBM Fortran Compiler(IFC)です。IFCは、IBMのメインフレームコンピュータやUNIXベースのワークステーションで利用できる高性能なFortranコンパイラでした。IFCは、Fortranの最新の規格に対応し、高度な最適化機能や拡張機能を提供していました。 また、IBMはFortranを使った数値計算や科学技術計算のためのライブラリも提供していました。例えば、IBM数値計算ツールキット(IBM Numerical Analysis Toolkit)は、Fortranで書かれた高度な数値計算ルーチンや数値解法を提供しており、科学技術計算の効率化に役立っていました。 現代のIBMコンピュータでは、Fortranはまだ利用されていますが、他のプログラミング言語や環境も選択肢として利用されています。Fortran自体は、数値計算や科学技術計算の分野で広く使われ続けており、多くの大規模な計算プロジェクトや科学研究で重要な役割を果たしています。

2023年05月17日