LEDランプ節電

 今回のテーマはLEDランプによる節電です。
少し前から事務所に設置された照明器具が古くなって一部点灯しないところが出てきました。弊社の事務所は平成6年の12月頃完成し、約23年経過しました。蛍光灯の玉を交換しても直らない為、安定器の不良と考えられます。そこで仕入先に安定器の交換部品とLEDランプを見積してもらいました。その結果、安定器は既に製造中止で代替部品が無いとのことです。また、照明器具が110Wの2灯式の為、LEDランプが1本15,000円ほどかかるとの事でした。1本15,000円は高過ぎると思い、ネットで検索したところ、1本3,980円で販売されていました。
 LED化にあたり、既設配線変更が必要ですが、そう難しくなさそうなのでとりあえず、1カ所交換することにしました。実際に交換してみると配線変更も簡単に終了し、無事点灯しました。結構明るいのでその分他の蛍光灯のままの器具との違いが目立つようになってしまいました。110W蛍光灯からLEDランプに変更することで約70%の節電効果があるとの事ですので、通常、点灯する4箇所の器具すべてをLEDに変更しても31,840円で交換できるため、思い切って残りも交換しました。普段の電気代が15,000円程度(従量電灯B)ですので、これは照明器具の占める割合が大きいと思われますのでどれくらい削減できるか楽しみです。なお、併せて低圧電力も15,000円程度であり、電力会社に削減の可能性がないか確認しました。この低圧電力は数年前に契約を見直し、ブレーカー容量を50Aから30Aに下げ、だいぶ料金が下がった記憶が有りましたが、内訳をみると基本料金が10,584円、実際の使用分が5,000円弱で基本料金の割合が非常に大きい事が判明しました。通常使用する動力は事務所の4馬力のエアコンが主ですが、消火ポンプの事を考えると、これ以上下げると問題が起こる可能性が有る為今回は見送る事にしました。LEDランプの値段も大幅に下がっています。器具の交換となるとハードルがあがりますが、ランプだけなら安く上げる事が可能です。実際、どれだけ電気代が節約できたかを後日検証しまた報告したいと思います。

 

 

2017年12月28日