設備工事店向け見積書作成機能

社長の猫の手は2005年の発売以来、使いやすい伝票作成機能を絶えず追及して来ました。本プログラムの中核をなすのが見積書作成機能です。

1)見積書を作成する場合、予め登録された顧客リストから作成対象顧客を選択します。

2)見積書の工事名称を記入します。

  良く利用する工事名称は予め登録しておけばいちいちキーボード入力不要で候補の中か  ら選択することが出来ます。日付、伝票番号など自動的に入力されます。

3)見積書の書式(横書き/縦書き)の2パターンから選択します。

4)見積項目を記入します。(予め登録された見積項目を選択記入可能)

5)見積項目毎に改ページし、詳細な明細書を作成します。

 明細書作成時、予め登録された材料データから選択記入が可能です設備工事店で良く使う材料が予め登録済みです。(約2万点)機械設備・電気設備に良く利用する工事材料・機器などから記入したい材料を選択し、使用数量を入力するだけの簡単操作です。この時、材料の仕入原価、歩掛り(複合単価利用時)なども併せて拾い出しされ、後の原価計算に利用出来ます。

6)見積書の途中で記入漏れが有った場合など、途中の行に追加記入が出来ます。

 空白行挿入機能を使って途中に追加記入が出来ます。また、途中に長いコメントなど記入したい場合でも、コメント挿入機能を使って分割されたセルを一つのセルに結合することで長い文章も途中に記入可能です。 

7)明細書から見積表紙に戻る事で各明細書の小計が自動的に集計され記入出来ます。

8)各見積項目毎の明細書が完成したら、見積書集計を押すことで諸経費を自動算出。

 諸経費算出の割合も任意に設定可能です。公共の諸経費を算出する場合、機械設備、電気設備、建築工事の工事種別、新営/改修工事の選択、工期を指定することで複雑な公共工事の諸経費も自動的に計算されます

9)見積書が出来たら原価計算機能を使って適正な利益が確保されているかを確認します。

 拾い出しされた仕入原価、歩掛りから原価計算を実施し、その結果に基づき、値引き金額などの見直しを実施します。なお、原価計算時に歩掛りから工事に要する日数も併せて算出されるため、工事管理が容易となります。

9)見積書が完成したら印刷、電子印鑑捺印+PDF形式での出力も可能です。

 印刷の際、見積鏡も選択出力出来ます。見積書を直接手渡しする場合に利用出来ます。また、見積書をメール等で送信する場合、ネット印鑑機能を利用し、印鑑を捺印した状態で見積書をPDFに変換し、送信が可能となります。

 

 見積書を提出し、無事工事が受注出来、工事完成後に請求書を作成する場合、見積書再編集機能を利用して見積書からボタン操作一つで請求書が作成出来ます

請求書は見積書と同様、ネット印鑑機能を使って印鑑捺印+PDF形式出力でメール送信も可能です。また、実際に郵送する場合でも長形3号-窓付き封筒を利用すればあて名書きの必要は有りません。 

 

     

  

2021年03月11日