自家消費型太陽光発電設備

(設置の経緯)

日産リーフ24kWを積極活用するため、自宅だけでなく、会社にも普通充電コンセントを設置した為、電気代を節約するため、今回新たに自家消費型太陽光発電設備を設置しました。

(設備概要) 地上設置型2.16kW

・太陽光パネル:ソーラーフロンティア多結晶270W×8枚

・パワーコンデショナー:京セラ 4.0kW PVN-403F (2010年製中古)

・架台:単管足場部材+C型鋼材5500mm×3本、Φ12mmアンカー

・その他:自家発電連系用漏電ブレーカー30A、ケーブル及び金具は余り部材使用

(工夫した点など)

 太陽光発電設備の買取金額も下がり、経済産業省への認定も大変なので自家消費分を補う程度の設備容量とし、電力会社には無償逆潮流、すなわち買取無しを選択した為、出来るだけ初期投資を抑えるため、ネットで安いパネルを入手し、また既にヤフーオークションで仕入れた中古パワーコンデショナーを活用し、使用する材料も手持ちの余り部材を利用して今回新たに設置に際して掛かった費用は10万円程度に収める事が出来た。

(苦労した点)

 幾ら設備容量が小さくても逆潮流が発生するため、電力会社から求められる書類は低圧設備(49.5kW以下)の際に提出したのとほぼ同じだけの書類が必要であり、接続供給契約申込書、発電量調整供給契約申込書、添付資料として、単線結線図、付近見取図、パワーコンデショナーの認証証明書、設備容量等の技術的確認資料(力率)が必要となった。とりわけ、中古のパワーコンデショナーの為、認証証明書、及び試運転の際の保護継電器の整定値確認の為の電気工事説明書がネット上には見つからず、京セラお客様相談室にお願いして送って貰った事で無事利用することが出来た。もし、これらの書類が手に入らなければせっかく安く手に入れる事が出来ても連系には使う事が出来なかったので京セラさんには感謝!・感謝!です。

 

2021年03月10日