日産リーフ24kW

今回は日産リーフ24kWのほぼ2年使用した感想をまとめて見ました。

リーフを2年前に購入した際はバッテリーの状態を表す数値は12/12セグメントでした。出来る限りこの状態を維持するため、急速充電は80%にとどめ、夏の炎天下に駐車しない様、ゴルフに行く場合も真夏の使用は避けました。また、高速道路も一度も利用しておりません。なお、購入時より全ての充電記録を携帯にメモしています。80%、100%充電の際、走行可能距離の表示を都度記入しており、これまで81回(急速19回、普通62回)の充電を実施し、4500km程走行しています。これまでの100%充電での走行可能距離の表示の最高は160kmで昨年9月に記録しています。なお、ワーストは121kmで今年2月に記録しました。同じ100%充電で39kmも走行可能距離に差が有ります。やはり最も厳しいのは冬場です。夏の冷房より冬の暖房が電費には最も影響が出ます。携帯アプリNissan ConnectEVによれば最近の月平均の電費は7.1~9.3km/kWhで結構幅が有ります。電気自動車が厄介なのは走行時の条件により満充電での走行可能距離に大きく差が出る事であり、暖房の使用、急な坂道などに依りあっという間に走行可能距離が大幅に減る事です。ガソリン車で有れば連続で運転している間に急にガソリンがびっくりするほど少なくなるという事は有りません。電気自動車では急な坂道を上ると3km程度しか実際は走行していないにも係らず、走行可能距離が10km以上少なくなっているという事がざらに有ります。ガソリン車であれば燃料タンクに穴が空いて燃料が漏れた?という感覚です。目的地が遠く、走行可能距離との関係が気になりだしたらずっとそわそわしっぱなしになります。急速充電設備が近くに有れば安心ですが、知らない土地ではとても不安です。また、充電スポットに向かうまでの間もそわそわします。都会なら複数台の急速充電器が設置されているところもあるようですが、田舎は1台しか有りません。先客がいないことを祈るばかりです。無事空いていたとしても30分間の充電時間をどう過ごすかが問題です。近くに時間をつぶすところが有れば良いのですが、そうで無い場合、充電に向かう前に計画的に何をするかを考えておく必要が有ります。

昨年4月についにセグ欠けしてしまいました。まだ、走行距離は12,000km程度なのに、あれほど気にしながら大事にしていたのに何故?という思いでしたが、改めて考えると平成26年の初年度登録なので約6年経過した事になる為、仕方ないかという考えに至りました。それと同時にもっと乗らないと勿体ないという結論に達しました。そこで、これまで愛用してきたスバルレガシィ3.0を処分し、リーフを通勤に使用し、普段からずっと乗るという本来あるべき姿にすることにしました。そう考えた時、会社にも普通充電出来た方が便利という思いから、会社にも200Vの普通充電コンセントを設置しました。電気自動車を普段使いとする場合、充電のために充電をしに行くというスタイルではなく、何かをしている間に充電をしておくという形が絶対必要です。私の場合、会社から片道3km程度で急速充電スポットが有りますので田舎にしては比較的恵まれていると思われます。しかしながら、30分の充電では全体の半分、約70km程度しか出来ません。なお、会社と急速受電スポットまでに急な坂道を帰りに昇る必要があり、往復6kmを40分程度掛け充電出来ても急な坂道の影響で実質50km程度しか走れない計算になります。そう考えるとやはり自宅、会社に充電設備を設けないと時間の無駄です。このような事から会社にも充電設備を設置しました。会社で充電して見てこれは便利だ!と思ったと同時にまた別な欲望が頭によぎりました。会社で充電すると普段の電気代が高くなってしまう、なら余剰の太陽光発電を設置すれば良い!

話が長くなるのでその太陽光発電設備の話題は次回とします。

会社普通充電コンセント(コンセントとブレーカのみのシンプルな構成)

2021年03月05日